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小暮和代の写真集 ぐれーぶやーど・シリーズ
「在りし日の・・・」 Photography by KOGURE, Kazuyo 谷中墓地にて。じんわりと、何を思い起こしているのだろうか。新しく作られた墓の背面にひとり腰掛けて… 手前には何故かキューピッド。 撮影者の一言: 「墓場でなに嬉しそうに恥らっとるんじゃあ。くねっつ。」 小暮和代の4作目であります。そういえば、「白く塗りたる墓」という小説がありました。陰気なものと思われ る墓地に、新しい真っ白な墓は何か、裏腹なイメージなのかもしれません。ましてやキューピッドは日本の墓には異様な存在。墓場の片隅の矛盾する空間にての一幕です。 墓地で写真を撮っているというと、たいてい「不気味だ」とか「なにか変なの写っていない?」などと言われてしまいます。でも実際に写真を見てもらうと、むしろ清冽な印象を受けていただけるようです けどね。はりつめた、この感触が好きなのです。舞台のようですし。
非日常性の空間のなかで、ゆっくり動くと、世界が肌に寄り添ってきます。
写真:小暮和代
奥村はこんなメールマガジンも出しています。ぜんぜん関係ないですけど
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